不動産業者ですべてが決まる?!

今回は、「不動産業者ですべてが決まる?!」として不動産業者の違いについてお伝えしていきます。

まずは、大手業者、中堅業者、地場業者のそれぞれ特徴やメリット・デメリットについて
みてみましょう。
≪業者規模別のメリット・デメリット≫


メリット・デメリットを比較してみると、大手と中堅はほぼ似通っています。
テレビCMをやっている大手などはネームバリューはありますが、対応に関してはやや柔軟性に
欠ける面もあるようです。
逆に、地場業者はネームバリューは低いですが、柔軟な対応が可能なところがメリットです。

「大手業者はたくさんのお客様を抱えているから、すぐに購入者を見つけてくれるだろう」と思
われるかもしれませんが、今は不動産業者間ネットワーク『REINS( レインズ 』に登録すること
が義務付けられており、各業者はREINSを見てお客様に物件を紹介します。

また、お客様もアットホームやホームズなどの不動産ポータルサイトを見て探すことが多いです
ので、会社の規模による情報格差はかなり小さくなっていると言えます。
とは言え、レインズにしか登録しないような地場の業者さんでは、ちょっと不安がありますが…


以前は、『売りは業者で決まる、買いは物件で決まる。』などと言われました。
売却は大手業者のような信用力がモノを言うが、購入は物件次第で決まるという意味合いです。
でも考えてみると矛盾していますよね。
物件さえ良ければどこの業者が販売していようが、お客様は問合せをしてきますし、その業者か
ら購入するわけですから。

では逆に、売りづらい物件は大手業者に任せると安心なのでしょうか?
これも一概に言えません。高すぎる物件や問題のある物件はどこの業者もやはり苦戦しています。
一般媒介で4~5社に出している物件などもありますが、いつも大手業者さんが成約するという
こともありません。
ネットで物件探しをすることの多い現在では、ネームバリューは購入の決め手にはなりません。
購入を検討するお客様は、自分の条件に合う物件しか見ていないことの方が多いのです。

さらに言えば、売却が成功するか失敗するかは、業者の規模や知名度よりも、営業担当者によっ
て大きく左右されると言えます。
そういった意味では不動産業者選びというよりは、【担当者選び】こそが重要だと思います。
(担当者選びについては、次回お伝えいたします。)

それではまとめです。

■不動産業者ですべてが決まる?!■
大手だから高く・早く売れるということはないですし、地場だからダメということもありません。
実際の販売現場では、割高物件は大手業者でも苦戦していますし、値ごろ感のある物件であれば、
地場業者でもすぐに成約に至っています。
購入者側から見れば、結局は“物件”ありきなのです。
反対に売却する売主側から見ると、重視すべきは会社の規模ではなく、担当者の「質=レベル」や
「熱意」だと思います。
安心して任せられる担当者かどうかが、売却を失敗しないためのキーポイントと言えそうです。


ということで次回は、「営業担当者の見極め方」を予定しております。


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2021年8月20日