今”アツい”東京の中古マンション

今、最も”熱い”のが東京の中古マンションではないでしょうか?

毎月、首都圏の中古マンション市場の動向を掲載していますが、
今回は東京の中古マンションにスポットを当ててみたいと思います。

まずは、過去15年ほどの東京の中古マンション平均取引価格の推移を見てください。
(国土交通省「不動産の取引価格情報」より作成)



2008年のリーマンショックの後や2011年の東日本大震災後は下がっていますが、
2013年に東京オリンピックが決定したあたりからは右肩上がりとなっていますね。
特にここ5年ほどで500万円近く上昇しているのが分かるかと思います。

次に、もう少し期間を短くして、2017年からの平均価格推移(2017年を100とした指数)を
みてみましょう。(アットホームデータより)


首都圏全体でも上昇はしていますが、最も上がっているのが「東京23区」です。
約4年半で17%上昇しています。
首都圏の他のエリアと比べても上昇率が突出しているのが分かるかと思います。

大きな理由の一つは新築マンションの価格上昇で新築を諦めた層が中古に向かっていることです。
テレワーク定着=出勤減により、郊外型の戸建てやマンションの売れ行きも良好のようですが、
やはり職住近接の都心居住のニーズは底堅いようです。

とは言え、このまま上昇し続けるのか?というとこれも判断が難しいところです。
平均所得が上がっているわけでもないですし、テレワークで狭い住居に耐えられなくなった人が
購入の中心ですが、これは需要の先食いとも言えますし、今後の動向には注意が必要ですね。


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2021年10月30日